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ジョーのインタビュー その2 (神田幸子さん) [インタビュー]

ランディ、最新情報によると家に戻って元気にしているようです。そして、胸の痛みはあったものの、心臓発作ではないそうです。運び込まれたのではなく、病院には歩いて行っています。かなりストレスフルな環境にいるので、医師がとても注意して見ているようですね。
http://www.radaronline.com/exclusives/2010/06/exclusive-randy-jackson-did-not-have-heart-attack-family-source-says

☆☆☆

さて、ちょうど一週間前に発売された東京1週間終刊号より、ジョーのインタビューの一部を引用して見ます。なお、この雑誌はバックナンバーを直接問い合わせで買えるようですので、販売地域以外でももしかしたら入手可能なのかもしれません。(詳細はwebまたは問い合わせでご確認くださいm(_ _)m)
雑誌と全く同じかわかりませんが、このとき行われたインタビューの内容が↓の本にも含まれるそうです。

息子マイケル・ジャクソンへ 天国への遺言状

息子マイケル・ジャクソンへ 天国への遺言状

  • 作者: ジョセフ・ジャクソン 翻訳: 神田幸子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



☆☆☆

マネージャー 神田幸子さんの言葉:

Joe.JPG

ジョーと会うと、きまって聞かれることがあります。
Is everything OK? Is everything treating you good?
また、常日頃からジョーに言われている言葉があります。
You can do it. Do your best. I trust you.
これらの言葉を聞くとき、マイケルもこれらの言葉を毎日聞いて育ってきたんだなと思います。そして、9人の子どもを育て上げた偉大な父親・ジョーには、父親として絶対に守ってきたことがあるといいます。それは、「毎日、子どもとの時間を持つ」「十分な食事がテーブルにある」「人に迷惑をかけない」「約束を守る」こと。こんなにも愛情深い人が、なぜ多くの人に誤解をされてしまったのか、私には不思議でなりません。

私にとってのマイケルは、いたずら好きな人。いつもサプライズを用意していて、人が驚いたり喜んだりするのを楽しんでいます。そしてマイケルのそういうところは、ジョーにそっくり。ジョーも、人を楽しませることが大好きな根っからのエンターテイナーなのです。今回のこの取材でも、ジョーはカメラマンの要望に快く応じ、ときにはみずから撮影のアイディアを出していました。
ジョーがモータウンにジャクソン5を売り込んだとき、当時、子どものグループを売っているレコード会社はなく、「売れない」と一蹴されたといいます。でもジョーは、「まだ誰もやっていないからこそ価値がある」と訴え続けたそうです。
ジョーと仕事をしていていつも思うのは、マイケルはこの人の子どもだったから世界一になったんだということです。

☆☆☆

インタビュアー:神田幸子さん

Q. マイケルは、幼いころから歌手になりたいと思っていた?
A. う~ん、それはわからないな。でも、こう座っていても指でイスを叩いてパーカッションをやったり、足をバタバタさせてリズムをとったりしていたよ。それはもう、ハイパーな子どもだった。そうそう、ジャーメインに息子がいるんだけど、幼いころのマイケルそのままなんだ。

Q. 「マイケル・ジョセフ・ジャクソン」。マイケルのミドルネームは、あなたの名前ね。それはあなたの考えでそうしたの?
A. キャサリンが決めたんだ。まさか私の名前を入れるとは思わなかった。でも、もちろん気に入ったよ。キャサリンが私の名前をマイケルの名前の一部として入れてくれたんだから。息子たちのなかでは、マイケルだけに私の名前が付いているんだ。

兄弟姉妹のフルネーム
Maureen Reillette "Rebbie" Jackson
Sigmund Esco "Jackie" Jackson
Toriano Adaryll "Tito" Jackson
Jermaine La Jaune Jackson
La Toya Yvonne Jackson
Marlon David Jackson
Michael Joseph Jackson
Steven Randall "Randy" Jackson
Janet Damita Jo Jackson

Jackson5_nJ.jpg

(中略)

Q. 幼いマイケルに、ほかにどんな才能があったか教えて。
A. たくさんの兄弟のなかで、マイケルがなぜリードボーカルになったのかというと、ショウマンシップが一番秀でていたんだ。歌えて、踊れて、ステージでの見せ方が天下一品だった。体の動きと音楽のバランスとコーディネーションが完璧なんだよ。ファンの子たちは、大きいボーイズたちよりも、一番小さなマイケルに心酔したんだ。私は、歌はジャーメインのほうがうまいと思っていたんだが、マイケルのカリスマ性はすばらしかった。それから、ファンに対する態度もマイケルは違った。そういえば、こんなことがあったよ。マイケルは小遣いをすべてキャンディーを買うために使っていたんだが、それを近所の子どもたちに全部あげてしまうんだ。だから、大人になったマイケルがギネスブックに載るほどのチャリティーや奉仕活動をしてきたことは、私には驚きではなかったんだ。だって、子どものころからそうだったんだからね。

Q. 誰がマイケルに歌手になることを勧めたの?
A. 私の母だ。マイケルは落ち着きのない子だったし、ほかの息子たちのリハーサルをしていると、いつも一緒に歌いたがったんだ。私が座らせておとなしくさせようとすると、私の母がそれを止めるんだ。母はマイケルの才能に気付いていたのかな?

Q. あなたがマイケルに教えたことで重要だったことは?
A. 差別をしないこと。すべての人と平等に向き合うこと。すべての人を尊敬すること。それから、『Show must go on.』 ----- 見ている人をがっかりさせないこと。これらが、マイケルのパフォーマンスとつながっているんだ。

Q. いまも根強くある「不仲説」とは、なんなのでしょう?
A. はっきりと否定するよ。私は子どもたちを守ってきた。周りの人々には、それが疎ましかったのかもしれない。けれどそれは、すべて家族のため。家族を守るために闘ってきたんだ。スターとして成功していた私の息子たちには、うまいことを言って近づいてくる人たちがたくさんいた。そういう人たちにとっては、私の存在は目の上のたんこぶだった。そして気が付いたときには、私が悪者に仕立て上げられていた。それでも私は、家族を守ろうとしたんだ。後悔はない。なぜなら、家族を守るのが父であり、私の仕事なのだから。

Q. マイケル自身も、一時期、あなたのことを悪く言っていたことがあったでしょう?
A. マイケルが抱えている問題の一つは、人の言うことをなんでも鵜呑みにしてしまうことだと思う。彼は、あまりにも、純粋すぎるんだ。私は、これまでしてきたいろんな経験から、すべての人を信用してはいけないと思っている。でも、マイケルは、周りにいる人たちをいつも信じていたからね。

Q. どうして、人々はあなたについて悪く言っていたの?
A. 私が子どもたちを守るためにしていたことのすべてが、周りの人たちは気に入らなかったんだ。

(中略)

Q. マイケルはソロになって音楽性が変化していったけど、あなたとの関係で変化したことはあった?
A. 父から息子に対しての変化なんてないさ。でも、息子から父親に対してはどうかな?きっと、当時マイケルは、現実や人生に対してあまり深く理解していなかったかもしれない。だからもしかしたら、ちょっとだけ息子として離れていた時期があったのかもしれない。でも、最終的には私たちはまた近くなったんだ。マイケルが戻ってきたんだ。

Q. どんな父と息子にも起こることだというわけね。
A. 以前マイケルがナショナルテレビに出たとき、世界中に向けて『僕の父は世界で一番のマネージャーだよ』って言ってくれたんだ。マイケルが有名になるにつれて、周りの人々は私とマイケルの間を裂こうとした。私がいつもマイケルの近くにいて監視していたから、近寄れなかったんだ。だから、マイケルで金儲けをしたいと考える人は、いろんなことをマイケルに言って私から遠ざけようとした。マイケルだけじゃない。それと同じことがほかのたくさんのアーティストにも起こっている。でも、本人がそれに気付いたときにはもう遅いことが多い。悲しいけれど、そういうことさ。

Q. マイケルは、子どもらしい少年時代を送れたのかしら?
A. たぶんキミたちは、マイケルが『僕には幼少期がなかった』と発言したのを聞いたことがあるのだろう?でも、マイケルには8人もの兄弟姉妹がいるんだ。マイケルはたくさんの兄弟たちに囲まれて、すばらしい幼少期を過ごしたよ。

Q. マイケルは、自分に子どもができてから変わった?
A. そうだね。そうだと思う。マイケルは、親として自分の子どもたちのことをちゃんと見ていたよ。私もアドバイスした。父親になってみて、私がずっと彼に言ってきたことが真実だって気付いたようだよ。

Q. 不仲説は、メディアが作ったもの?
A. 一部のメディアだね。彼らは、世間に発信する前に、それが本当に合っていることなのかを確かめもしないんだ。マイケルはさまざまなチャリティーにたくさんの寄付をしてきたけれど、メディアはそういうことはまったく書いてくれない。マイケルは、そういったことがあって次第にショービジネスの世界を理解していったんだと思うよ。気をつけなければならないって。

Q. 私は、実際にあなたとマイケルを見ているから知ってる。あなたはいつでもマイケルのことを愛しているし、マイケルもまた、あなたのことを愛していた。その事実を伝えてほしい。
A. 事実を伝えようと何度も試みたさ。でも、正しいことは伝わらない。メディアを通すとね。人々に伝わるとき、なぜだか話が曲がってしまう。曲げられてしまうんだよ。私は、子どもたちをみんな平等に育ててきた。周りの人を尊重できる人になってほしいって思って育ててきたんだよ。私はいつも、9人の子どもたちと一緒にいた。それがいいことだと思っていたから、そうしたんだ。それは、とても大変なことだった。二つの仕事(ジョセフは60年代初め、溶接の仕事をしていた。一日に16時間働き、子どもたちとは3時間練習していた。)を約10年間も続けたからね。とにかく大変だった。でも、私は息子たちを世界中で有名にした。あの子たちは私の子どもなんだよ。私の親が私に教えたように、私も彼らを育てたんだ。いまはあのころと時代が変わったから、教育のために子どものお尻を叩いたら、すぐ911でしょ?子どもを叱ることができなくなっている親が多すぎるよ。すぐ警察沙汰になったり、虐待と言われたり。虐待としつけの違いがなくなっているんだ。それが問題なんだよ。

(中略)

Q. 家族みんなで住んでいたエンシノの家について教えて?
A. 子どもたちが大きくなって、それまで住んでいたところより広い家を探していたんだ。この家は、キャサリンと二人で見つけた。空が見えないくらい木がたくさんあって、私はこの家がとても好きだ。もともとあった家を全部さら地にして、私たち家族みんなで新しい家を作っていったんだ。ここが、ジャクソン家の基盤ともいえる家さ。

Q. 誰がデザインしたの?
A. 家族みんなさ。みんなそれぞれにアイディアを出し合ってこうなったんだ。ああ、そこにはたくさんのレモンの気があったんだ。そこには、オリンピックで使えるような長い長い競泳用のプールがあったんだ。

Q. 子どもたちは、この家を気に入ってた?
A. ああ、気に入っていたと思うよ。そうだな、子どもたちはよく、庭でバスケットボールをしていたよ。私はボクシングは得意なんだが、バスケットボールは得意じゃないから、一緒にはやらなかったけれどね。

Q. この家に、マイケルの思い出はある?
A. まだ、メディアはどこも入ったことがない部屋がある。あの2階の部屋さ。マイケルの部屋だったんだ。あそこには、私たち家族の写真が壁中に貼られているんだ。あれがマイケルの部屋だよ。

Room.jpg


☆☆☆

以下雑感。

このインタビューを読んで初めて判ったことがあります。
『Show must go on.』
なぜこの歌詞がラトーヤのHomeに出てきたか。何か少し唐突な気がしていたんです。
これ、ジョーに言われていたことなんですね。
見ている人をがっかりさせちゃいけないんだ、って。
辛くても前を見て歩いていかなくちゃって事でしょうか。
この言葉は正しかった、って歌詞です。


さて。なぜ、父親ジョーのイメージはここまで悪いのか。
それは、90年頃、マイケルとラトーヤに表立って非難されたのが非常に大きいのでしょう。
二人に責められた理由は、「父親との関係」の記事<こちら>で色々挙げて見ました。
しかしそれに加えて、マイケルやラトーヤを取り巻く人々のビジネスにとってジョーは邪魔者だったので、必要以上に悪者に仕立て上げられたという要素も大きいと思います。
逆にいえばこれらがなければ、ジョーについて「家族内で」愚痴が噴出することはあっても、世界中から嫌われることはなかったのでしょう。
その責任を意識してか、最近のラトーヤのインタビューでは、とりわけ、父親に好意的なコメントが多いんです。

そしてここからが大事ですが、ジョーを擁護する記事というのはあまり見かけません。
なぜなら、基本的に、ジョーは有名人であるにもかかわらず「ファン」というものがいないからです…!いらっしゃったらごめんなさいね。でもアーティストじゃないから当たり前。だけど致命的なこの事実。すると、読者もいなければ、書く人もいない。。むしろ酷い親父の記事にしたほうが売れる。。
というわけで、ラトーヤのファンサイトでジョーの本を見つけたという縁もありますし、ここでは随分と取り上げています。

このお父さんが聖人君子であるとは決して言いません^^;、
ジョーの本でも、「??」と思うところもあります。
例えば、「ラトーヤとジャネットをアーティストとして売り出すために、家を売って資金を作ったのさ…」 by ジョー なんて書いていありますが、
他の本を読むと、「ジョーが家を売り、マイケルが買い取った」と書いてあって。
…結局、マイケルのお金じゃん!!みたいな^^;
まあ実際のところお金がどのように動いたのか知りませんし、ジョーの言った事自体は嘘じゃないから良いのか。。
まあこんなこともありますが(笑)、ちゃんと話を聞いても良いのでは。そのうえで判断してみましょ。という事です。
まだまだ沢山書くことがあるんですよ。って皆オヤジの話ばっかりそんなに読みたくないかな~(笑)

7/4追記:
日本で出版されたジョーの本を読みました。正確にはこういう話でしたので念のため追記。
- ジョーはマイケルに家の権利の半分を売った。
- その後自分の持ち分だったものを「家族の一人」に売って娘たちのプロモーション費用にした。

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コメント 7

kay

神田さんは少し人の洞察力が浅い感じがします。
人が外に見せる顔と家の中での顔は違うものです。
ましてや神田さんに見せる顔とマイケルに見せた顔は違います。

今や確認できるものではないけれど、何でも事実確認が必要で、現場に
いない限り本当のことはわかりません。
だから、マイケルの言葉を信じているのですけど、仕事の上では確かに
ジョーの貢献なくして今は無かったでしょう。
でもマイケルが求めたものは父親としての愛情でした。
利害関係とか、成功とか、何の目的もない人間同士のかかわりのことです。

神田さんはマネージャーなのですからジョーのことを悪く言うはずがありません。ジョーもそうでしょう。

でも今回マイケルの死のことで母親を責めるなんて男として卑怯ですし、自分の愚かさを世間に暴露したようなもので、このこと一つ取ってみてもマイケルの苦労がわかります。
マイケルは特別傷つきやすいほうですけど、彼だって馬鹿じゃないのですから真の愛情があればわかるはず。

親より子供の魂のほうが成熟している場合子供はとても苦労します。
これは他人にはなかなかわからないものです。
家庭という密室の中での出来事ですから。

すべてが悪というわけではありませんが、私はやはりマイケル同様信用できません。
by kay (2010-06-17 21:01) 

Mee

神田さんは最近のジョーの様子から感じたことを言っているではないかなと思います。もちろん、立場上悪いことを言わないのは確かですけれど。
表裏の違いというより、過去と現在の違いだと思います。マイケルや他の家族皆が言っていたように、ジョーも丸くなったのでしょう。

>マイケル同様信用できません。
マイケルが父親を責めるような発言をしていたのは、93年頃と2000年~2003年頃でしょうか。正直その頃のマイケルの精神状態は、父親がどうこういう以外の理由で追い詰められていたように思えてなりません。どちらの時期もそのような心の隙にに付け込まれて、あのような訴えが起こされているのです。

90年代後半、父親になる前には、どんな父親になりたいかと聞かれて「僕の父みたいに、子どものためにずっとそばにいてやれるようにしたい」、と答えています。また、その後でも、「今、父との関係は今までで一番いいんだ。時がたつほどに父は穏やかで優しい人になってきてる。彼は、『契約にサインしたのか?』なんてことじゃなくて、『元気にしてるか?ちゃんと食べてるか?それだけが知りたい』っていうんだ。僕が元気かどうかだけ気にかけてくれる。」と言っています。05年裁判でもジョーが必ず裁判所に足を運んでいたのは何も利益を求めてのことではないでしょう。05年のインタビューでも好意的です。

先週も、ジョーがマイケルの子どもたちを連れて出かける姿が見られました。マイケルの子たちは、ジョーの率直な物言いを面白がっているといいます。

ママを責める発言は…、まあ人それぞれ受け止め方が違うでしょうね。とにかく不器用な人なのだと思います。同年代だった私の祖父を少し思い出します。とにかく煙たがられていましたが、亡くなった時は皆一番泣きました。ジョーもそんな人かもしれません。(好意的すぎるかな?)
by Mee (2010-06-18 00:21) 

joker2

私は、いつも思うんですけど、マイケルファンがマイケルの言うことを信じてるなら、マイケルが言ってる「会ったこともない人のことを、勝手に決め付けてはいけない」って言ってることは、どう捉えてるんだろうと思うことがよくあります。
神田さんは、実際に仕事をやっていってる人なので、その中で感じたことを伝えたかったんでしょうし、洞察力が浅いっていうのとは違うと思います。
それに、今だに父親のことを悪く言われて、マイケルがいい気持ちがするでしょうか?若い時は憎んだりしてたかもしれないけど、マイケルもラトーヤも自分たちが年齢とともに、いろんな経験をしていくことで、見えてきたこともあっただろうし、何よりも、いつまでも父親を憎むことがいいことではないことを成熟した魂を持ってるならわかってるはずです。
反面教師となったところもあるんじゃないでしょうか。
家族にしかわからないところがあるでしょうし、マイケルファンはマスコミのいい加減さをわかってるはずです。マイケルの家族を悪く書くことで、おもしろがってるマスコミに振り回されない強さを持って欲しいです。
by joker2 (2010-06-18 21:39) 

Mee

マイケルファンのSNSで、ジョーが思わずキャサママを責めた気持がわかる、という記事がありました。ご自分のお父様と重ねられている記事でした。

大変勝手ながら、ご紹介します。

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重症のアトピーだったその方は、お母様の勧めで通った温泉療養で、良くなるのではなく、何かに感染し、顔中が膿んでしまったそうです。
それを見たお父様は、声を荒げてお母様に怒鳴ったそうです。
「こんなにしてどうするんだ!! こんなになって病院にも連れて行けない!!」と。
この言葉や行動だけをとりあげ文字にしたら酷い行いに見えるけれども、家族は誰一人、そんな事は思わなかったそうです。
かえって お父様の辛さが伝わってきたからだそうです。
綺麗だった娘の顔が膿の塊になっている。持って行き場の無い悔しさがそうさせたのだと。
だから、ジョーの気持ちがわかる、という記事でした。

---------------

マイケルの父親に対する言葉のほうは、出来れば、もう少し検証したいのですけれど。時系列を追って。ちょっと時間がかかりそうですね。
by Mee (2010-06-19 21:30) 

神田本人です。

日本でこのようなディスカッションがされていることを光栄に思います。このブログの管理人さん、有難うございます。
そうですね、人は両親に対して怒りを持つことは人生において必ずどこかにあると思います。マイケルも一時期、父親に対して怒りや失望などがあったでしょう。でもそれを理由にジョーを皆が嫌うのは違うと思います。とても不器用で愛情表現がマイケルが欲しい方法で表現できなかったのだと思います。それは違う人間ですから、どこの家族にもあることではないでしょうか?私はマイケルとジョーのとても良いエピソードも沢山聞きますよ。この本を読めば、どうしてジョーがタフでないといけなかったのかなども解ります。
もちろん私は最近のジョーしかしらないので、最近のジョーと時間を共にした事を元に書いています。最近のジョーはちゃんと言葉に出して「僕は息子を愛している」と言いますよ!
by 神田本人です。 (2011-01-15 10:39) 

神田本人です。Pt2

追伸:
ジョーはキャサリンを責めていません。メディアがそういう風に見せかけたんです。
本を読んでもらったら解ります。

by 神田本人です。Pt2 (2011-01-15 10:41) 

Mee

神田さん、コメントをありがとうございました。しばらく離れており、お礼が遅くなりすみません。

人には様々な面があるのは事実ですが、それにしてもジョーに関しては、面白おかしく、悪い面が際立つように、時には事実を捻じ曲げてまで書かれていることが多いように思いました。しかしこれも、「情報元」となったインタビューの動画を逐一追うようになってはじめて気付いたことです。タブロイド誌の作るweb記事の字面だけではわかりませんでした。

インタビューの映像などから私が受ける印象は、「面白いおじいちゃん」です。確かに口が悪いような気もしますが、そいうところも含めて、周りは楽しんでいるように見えます。マイケルの子供たちも楽しんでいるようですし、マイケル自身も面白がっていたみたいですし、報道されていたような深刻さは感じませんでした。(少なくとも、今の様子をうかがうかぎり)

ですので、こうして神田さんの目から見た人柄や、本人の言葉を伝えていただけたことはとても嬉しいことでした^^

きっと周辺はまだまだ騒がしいものと想像しますし、御苦労も多いかと思いますが…、どうか高齢のご両親の力になって、頑張ってくださいね!応援しています。
by Mee (2011-02-12 15:20) 

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