Anniversaryに寄せて --- フライング

理屈っぽいうえに、説教臭いところもあり、あまり読まないほうが良いかもしれませんのでご注意ください。



Anniversaryってなんかお祝い事みたいですけど、こういう時にも使うんですよね。。

このブログも始めて一年半ほど経って、当初ほど「ミ」のある記事を書かなくなってしまったのですけれど、それは思うに、最近はマイケル周辺の調べ物をほとんどしなくなってしまったからなんですね。

興味がなくなったから？

いえ、おそらく、私の頭に浮かぶマイケルに関する「仮説」がいまのところ枯渇しているためだと思うんです。

私はへそ曲がりなところがあって（ラトーヤファンの多くはそうだと思いますが）、一般的に「こうだ」と思われていることに対して、「違うんじゃない？」と思うと居ても立ってもいられなくなるタイプです。

だから、


・マイケルはKing of Popと言われているが誰が何と言おうとFunkが彼の本質である
・父ジョセフとの仲は近年においては一般的に思われているよりずっと良好であった
・ラトーヤは一般的に思われているイメージとは異なりむしろ魅力的なヒトである（そして面白い）


というような「へそ曲がり仮説」を示唆する情報をひとつでも得ると、
それ関連の情報を探して何日も調べ、
頭の中であたため、整合がつくようであれば組み立て、
文章にまとめたものがいくつかの「ミ」のある記事となりUPされています。
（そう数は多くないんですけどネ）


ブログ開設以前も入れると

・白斑症は本当だったのではないか
・性的虐待疑惑は冤罪だったのではないか

これらも、証明したい仮説でしたが、これらを支持するページには不自由しませんでしたし、
私がブログにまとめるまでもないことでした。

しかし、いちばんの「謎」と言われている

マイケルはどうして亡くならなければならなかったのか？

これに関しては、支持したい「仮説」が思い浮かばない。


１・カタログを狙った陰謀があった
２・陰謀などはなく、医師の完全なる過失であった
３・健康状態はひどく悪化しており、不可避な出来事であった


うーん、ピンと来ません。
どっちでもいい、というのとは違う。
それぞれが正しかった場合に証明できる事に興味が持てないのだと思う。

ファンとして興味があるのは

「マイケル自身の信念」

だけれど、

「マイケルがどんなにいけてない人々に囲まれていたか」

ではない。そんなことにはちっとも興味がない。

仮に、

４・マイケルが自分で意図したことであった

としたら？
これは唯一マイケルの意思が関係してきますが、これを支持する情報はいまのところ聞いたことがない。

ファンとして、何か希望が持てる仮説がみつかったら、また「ミ」のあることが書けるかもしれない。




みなさんは、何が示したくて記事を書かれているんでしょうね。

マイケルについての真実を伝えたい？
正しく伝えたい？
真実って何？正しいって何？

あなたは「真実」と言って伝えるかもしれないけれど、でもそれはあなたの示したいことに過ぎない。
それを自覚していたら、「真実」とか「正しい」という言葉に慎重にならずにはいられないし、
私は、ある個人に会いもせずにネットで調べただけで真実と言いきってしまう人の気がしれないし、その限界を知っているからこそ論理を追って丁寧に証明している、そういう記事が読みたい。

「真実」「正しい」このキーワードが出てくると、お、要注意、って思います。
（私も使ってたりして…）








「仮説がない」と書きましたけれど、ひとつだけ心にひっかかっていることがあります。
We are the world for Haitiでのライオネル・リッチーの言葉
「もしもマイケルがこのプロジェクトに関わっていたら、必ずやサポートにまわったことだろう。
自分が主役になるのではなく。最近の彼ならそうしただろう。
意外かもしれないけれど、私にはわかる。」


主役にならない生き方もあったのかもしれない。マイケル・ジャクソンが主役であり続けるためには薬が手放せなくて、遅かれ早かれこうなっていただろうなんて、そんな一般的で残酷な見方を鮮やかに裏切る生き方もあったのかもしれない。もしかしたら。


これが仮説に育ってくれたらな。。




主役を退くなんて、あり得たのかな。こんなにスポットライトの似合う人が。



こんなブログですが見ていただいてありがとうございますm(_ _)m
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タグ：マイケル