マイケルの誕生日。 [マイケル]
52年前の今日、マイケル・ジャクソンは生まれました。
マイケルが生まれてきてくれたこと、そして出会えたことに深く深く感謝します。
(ちなみに。ティトの息子のタジがおばあちゃん[=キャサリンママ]に
「直接」聞いてくれた情報によると、
マイケル誕生はゲイリー時間午後7時22分だそうです。
日本だと、明日の午前9時33分。)
マイケルの誕生日は、ファンになった中学一年のとき、
湯川れい子さんのライナーノーツを読んで知りました。
1958年8月29日。
なんだか「特別な日」という気がして心に刻み込んだのが懐かしいです。
いまやwebで世界のたくさんの人たちとお祝いできるのが嬉しいです。
大きなうねりがマイケルに届く気がします!!
☆☆☆
ところで、マイケルの誕生日を教えてくれた湯川れい子さんのライナーノーツを
改めて引っ張り出して読んでみました。
ヘンな時期にファンになったせいで、
マイケルについての情報源は本当にこれ一つしかなかったので、
私のマイケル像はこれをもとに形成されたことになります。
さて、あらためて読んでみましたら…、
今でているどんな追悼雑誌より、マイケルのことは
この時点の湯川さんの言葉でじゅうぶん表現されているように思えてしまいました^^;
全部ですが、特に最後の一節です。
ああ、これが出会いでよかったなと思います。
以下抜粋させていただき、マイケルへの賛辞とします^^
(抜粋というには長いのですが、許してください。)
★★★★★★
(87年発売のBADに書かれたものです。)
ここで、今回の来日を機に、あるいは『スリラー』からマイケルに興味をもたれた方達や、マイケルが一見遠く黒人音楽の本質から離れて、安易にヒット曲作りをしている、と誤解しているらしい人達に、あえてひと言、申し上げておきたいことがある。
マイケルは1958年8月29日に生まれている。と云うことは、彼はすでにTVが茶の間に入り込んで、否応なく白人向けの番組を見て育って来た、完全に新しい世代の人種である、と云う事を忘れて欲しくない。
そして彼は、父親と母親の訓導と影響を受けて、3才の頃から兄たちの楽器とヴォーカルの練習に、1日に4時間から7時間も付き合い、5才の時には兄たちのグループのリード・シンガーとなって、ジェームス・ブラウンやジャッキー・ウィルソン、リトル・リチャード、アレサ・フランクリンといった、大好きなブラック・ミュージックを、ナイト・クラブやパーティーの席上で歌い踊って来た。
そして、翌年にはビートルズの登場を迎えて、ビートルズを筆頭とするブリティッシュ・サウンドの影響をモロに受け、尊敬するアーティストの中に、必ずJ・ブラウン、J・ウィルソンなどと共に、ビートルズの名前を挙げている。
そして、11才の時には、ジャクソン5のリード・シンガーとしてレコード界にデビュー、「帰ってほしいの」「ABC」「ラヴ・ユー・セイブ」「アイル・ビー・ゼア」の4枚を、たて続けに全米ナンバー・ワンに送り込み、今もって誰にも破られていない記録を打ち立てている。
その日から、すでに17年の歳月が流れていると云う人なのだ。ソウルフルなバラードも、アップ・テンポのR&Bも、すべて歌いつくして来た人なのである。17年間、トップ・アイドルの座にあって、まさしく人間界、音楽界の天国も地獄も見ながら、想像を絶する狂気と欲とから、いつか自分を遠く引き離し、人の世の汚れを拒絶して、夢と理想を追い求めながらも、頑固なまでに自分の可能性の限界に挑戦しようとし続けているのである。
しかもマイケルの素晴らしいところは、J・ブラウンからビートルズ、ドビュッシー、モーツァルトまでを幅広く愛しながらも、自分の音楽的なルーツを、しっかりと黒人音楽に置いている点である。それも、誇りを持って、かたくななまでに、自らが黒人であり、黒人音楽の正統な継承者であることを、折りあるごとにハッキリとその目と行動と行為とで示していることは、驚くばかりだ。
そこんところが、よーく解って頂けないと、マイケルの凄さ、素晴らしさは解らない。彼の内部で光り輝くマジックは、時に冷たく、時に熱い七色のミラクル光線を放ちながら、常に”今”を生き、なおかつ宇宙の神秘、生命の真理にまで届こうとしている超感覚を持っているのだから。
もしかしたらこんなマイケルの魅力も、常識に毒されていない、少年少女の目とハートとを持った人にしか感覚されないのかも知れない……と思ってみるのだが、そんな心配も、あなたがこのアルバムを聞き、実際にマイケルのステージに際したならば、あっ気なく吹き飛んでしまう事だろう。
天使のように、デーモンのように、E.T.のように、エレファント・マンのように、虹のように、聖者のように、蛇のように、少女のように、少年のように、マイケルはあらゆるフォームを超えて、オーラを放ちつつ、凄い。本当に、凄い。
★★★★★★
訪問ありがとうございます! よろしければ ぽちっといただけると嬉しいです
マイケルが生まれてきてくれたこと、そして出会えたことに深く深く感謝します。
(ちなみに。ティトの息子のタジがおばあちゃん[=キャサリンママ]に
「直接」聞いてくれた情報によると、
マイケル誕生はゲイリー時間午後7時22分だそうです。
日本だと、明日の午前9時33分。)
マイケルの誕生日は、ファンになった中学一年のとき、
湯川れい子さんのライナーノーツを読んで知りました。
1958年8月29日。
なんだか「特別な日」という気がして心に刻み込んだのが懐かしいです。
いまやwebで世界のたくさんの人たちとお祝いできるのが嬉しいです。
大きなうねりがマイケルに届く気がします!!
☆☆☆
ところで、マイケルの誕生日を教えてくれた湯川れい子さんのライナーノーツを
改めて引っ張り出して読んでみました。
ヘンな時期にファンになったせいで、
マイケルについての情報源は本当にこれ一つしかなかったので、
私のマイケル像はこれをもとに形成されたことになります。
さて、あらためて読んでみましたら…、
今でているどんな追悼雑誌より、マイケルのことは
この時点の湯川さんの言葉でじゅうぶん表現されているように思えてしまいました^^;
全部ですが、特に最後の一節です。
ああ、これが出会いでよかったなと思います。
以下抜粋させていただき、マイケルへの賛辞とします^^
(抜粋というには長いのですが、許してください。)
★★★★★★
(87年発売のBADに書かれたものです。)
ここで、今回の来日を機に、あるいは『スリラー』からマイケルに興味をもたれた方達や、マイケルが一見遠く黒人音楽の本質から離れて、安易にヒット曲作りをしている、と誤解しているらしい人達に、あえてひと言、申し上げておきたいことがある。
マイケルは1958年8月29日に生まれている。と云うことは、彼はすでにTVが茶の間に入り込んで、否応なく白人向けの番組を見て育って来た、完全に新しい世代の人種である、と云う事を忘れて欲しくない。
そして彼は、父親と母親の訓導と影響を受けて、3才の頃から兄たちの楽器とヴォーカルの練習に、1日に4時間から7時間も付き合い、5才の時には兄たちのグループのリード・シンガーとなって、ジェームス・ブラウンやジャッキー・ウィルソン、リトル・リチャード、アレサ・フランクリンといった、大好きなブラック・ミュージックを、ナイト・クラブやパーティーの席上で歌い踊って来た。
そして、翌年にはビートルズの登場を迎えて、ビートルズを筆頭とするブリティッシュ・サウンドの影響をモロに受け、尊敬するアーティストの中に、必ずJ・ブラウン、J・ウィルソンなどと共に、ビートルズの名前を挙げている。
そして、11才の時には、ジャクソン5のリード・シンガーとしてレコード界にデビュー、「帰ってほしいの」「ABC」「ラヴ・ユー・セイブ」「アイル・ビー・ゼア」の4枚を、たて続けに全米ナンバー・ワンに送り込み、今もって誰にも破られていない記録を打ち立てている。
その日から、すでに17年の歳月が流れていると云う人なのだ。ソウルフルなバラードも、アップ・テンポのR&Bも、すべて歌いつくして来た人なのである。17年間、トップ・アイドルの座にあって、まさしく人間界、音楽界の天国も地獄も見ながら、想像を絶する狂気と欲とから、いつか自分を遠く引き離し、人の世の汚れを拒絶して、夢と理想を追い求めながらも、頑固なまでに自分の可能性の限界に挑戦しようとし続けているのである。
しかもマイケルの素晴らしいところは、J・ブラウンからビートルズ、ドビュッシー、モーツァルトまでを幅広く愛しながらも、自分の音楽的なルーツを、しっかりと黒人音楽に置いている点である。それも、誇りを持って、かたくななまでに、自らが黒人であり、黒人音楽の正統な継承者であることを、折りあるごとにハッキリとその目と行動と行為とで示していることは、驚くばかりだ。
そこんところが、よーく解って頂けないと、マイケルの凄さ、素晴らしさは解らない。彼の内部で光り輝くマジックは、時に冷たく、時に熱い七色のミラクル光線を放ちながら、常に”今”を生き、なおかつ宇宙の神秘、生命の真理にまで届こうとしている超感覚を持っているのだから。
もしかしたらこんなマイケルの魅力も、常識に毒されていない、少年少女の目とハートとを持った人にしか感覚されないのかも知れない……と思ってみるのだが、そんな心配も、あなたがこのアルバムを聞き、実際にマイケルのステージに際したならば、あっ気なく吹き飛んでしまう事だろう。
天使のように、デーモンのように、E.T.のように、エレファント・マンのように、虹のように、聖者のように、蛇のように、少女のように、少年のように、マイケルはあらゆるフォームを超えて、オーラを放ちつつ、凄い。本当に、凄い。
★★★★★★
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タグ:マイケル
こんばんは。
湯川さんの言葉素敵ですね。
マイケルのことをちゃんと理解してくれていて。
私はJ5時代からのファンなので、変化していくマイケルになかなかついていけなかったのですが・・・・。
正統派な踊って聞かせるコンサートから、何だかやたらとカリスマ性が強くなって、ただただエキサイトさせられてしまうコンサートに変わっていったみたいで・・・。
マイケルは常に成長し続けたのですよね。
でもいつでもそこに美と愛があったこと、それは一貫して変わらなかった気がします。
Happy Birthday ,永遠のヒーローさま!
by kay (2010-08-29 22:55)
kayさんこんばんは^^。
>変化していくマイケルになかなかついていけなかったのですが・・・・。
そうですよね!正直私も、kayさんよりファン歴短いのにもかかわらず、ファン生活の中では色々ありましたから。。
BADからDangerousへの路線変更にショックを受けたり、
HIStoryのプロモーションの大仰さに引いたり、
突然の結婚にはショックを受け、
(これぞファンって感じです・笑)、
Invincible期には、なんだか、
見た目変わり過ぎ!?と思ってみたり。
でもそれは、何かになろうとしていた、のではなくて
変化し続けて、常識を打ち破って、夢を与えることを
自分に課していたのですよね。
>マイケルは常に成長し続けたのですよね。
>でもいつでもそこに美と愛があったこと、それは一貫して変わらなかった気がします。
本質は、全然変わっていなかった。
マイケル関連本を色々読んだ挙句、私が辿り着いた結論は
すでにこのライナーに書いてあったのでした。
マイケル、Happy Birthday!
たくさんのものを、ありがとう。
by Mee (2010-08-29 23:41)