ラトーヤの本「Starting Over」の感想(3) [Startin' Over]
今回は「Happy moment」。
本書でも、前作と同様に、マイケルとのHappy momentのおすそ分けがあります。
ただし本書では、公に写真が出たエピソードやFamily行事に限り、書くことにしたみたいで、
それ以外の色々に関しては、秘密みたいですね…
そんな中のひとつ。
BET Awards on June 24, 2003 with Michael
(「Starting Over」p218 より )
2003年6月24日、BET Awardsのドレッシングルームで
「どうかな?」マイケルは私に聞いた。「これで大丈夫?」
「ええ、マイケル、すごくすてきよ」
「シャツはどう?もうひとつ上までボタンをとめたほうがいいかな、それともこのままがいいかな」
「今のままでいいわ。でもここに青い糸が見えてるわね」私はシャツから糸を取り除いた。
「他はどう?」
「完璧よ、マイク」
「本当に?このベルトは外した方がいいかな?」
「いいえマイケル、あなたならラインストーンはいくらつけても足りないわ」
マイケルは笑った。
「カメラは持ってる?」マイケルは聞いた。
「ええ、ジェフリーが持ってるわ」私は言った。
「ジェフリー、僕らの写真を撮って、一枚僕に渡るようにしてくれないかな」
それは私たちが撮った一番幸せな写真のひとつになった。
私たちはステージの袖に移動し、ジェームス・ブラウンのパフォーマンスを見ていた。マイケルは曲に入りこんでいて、頭をゆらし、床で足をタップさせていた。彼がまだ小さいころ、ジェームスが我が家に来て、私たちの前で歌ってくれたときとまったく同じように。
舞台係が言った。
「マイケル、ちょうど曲が終わったときにステージに出て、ジェームスにケープをかけてください。」
マイケルは大興奮だった!まるで少年のようで、そんな彼を見て私はとても嬉しかった。
「ラトーヤ、一緒に来て」
「いいえ、あなたが行くのよ!」私は言った。
「お願いだよ」
「これはあなたのための時間よ、マイケル、ステージであなたの良いところを見せるのよ」
「オーケー、でもここにいてね。どこにも行かないで」
「ずっとここにいるわ。戻るまで見ているわ」
マイケルはたちまち、彼の「マイケル・ジャクソン」=キング・オブ・ポップの役に変身してステージに登場した。
観客は彼を見て狂ったように喝采した------
私は拍手をしながら見つめ、喜びの涙があふれてきた。
そのとき私は、世界一のエンターティナーを夢見ていたゲイリーの少年を思い出していた。
そして、44歳になった彼は、こうして、その夢見た姿になり、すでに40年近くスーパースターでい続けているのだ。私は彼が本当に誇らしかった。
最後にマイケルと一緒に撮った写真 2009年5月 Family Day にて
訪問ありがとうございます。
ぽちっといただけると嬉しいです。
本書でも、前作と同様に、マイケルとのHappy momentのおすそ分けがあります。
ただし本書では、公に写真が出たエピソードやFamily行事に限り、書くことにしたみたいで、
それ以外の色々に関しては、秘密みたいですね…
そんな中のひとつ。
BET Awards on June 24, 2003 with Michael
(「Starting Over」p218 より )
2003年6月24日、BET Awardsのドレッシングルームで
「どうかな?」マイケルは私に聞いた。「これで大丈夫?」
「ええ、マイケル、すごくすてきよ」
「シャツはどう?もうひとつ上までボタンをとめたほうがいいかな、それともこのままがいいかな」
「今のままでいいわ。でもここに青い糸が見えてるわね」私はシャツから糸を取り除いた。
「他はどう?」
「完璧よ、マイク」
「本当に?このベルトは外した方がいいかな?」
「いいえマイケル、あなたならラインストーンはいくらつけても足りないわ」
マイケルは笑った。
「カメラは持ってる?」マイケルは聞いた。
「ええ、ジェフリーが持ってるわ」私は言った。
「ジェフリー、僕らの写真を撮って、一枚僕に渡るようにしてくれないかな」
それは私たちが撮った一番幸せな写真のひとつになった。
私たちはステージの袖に移動し、ジェームス・ブラウンのパフォーマンスを見ていた。マイケルは曲に入りこんでいて、頭をゆらし、床で足をタップさせていた。彼がまだ小さいころ、ジェームスが我が家に来て、私たちの前で歌ってくれたときとまったく同じように。
舞台係が言った。
「マイケル、ちょうど曲が終わったときにステージに出て、ジェームスにケープをかけてください。」
マイケルは大興奮だった!まるで少年のようで、そんな彼を見て私はとても嬉しかった。
「ラトーヤ、一緒に来て」
「いいえ、あなたが行くのよ!」私は言った。
「お願いだよ」
「これはあなたのための時間よ、マイケル、ステージであなたの良いところを見せるのよ」
「オーケー、でもここにいてね。どこにも行かないで」
「ずっとここにいるわ。戻るまで見ているわ」
マイケルはたちまち、彼の「マイケル・ジャクソン」=キング・オブ・ポップの役に変身してステージに登場した。
観客は彼を見て狂ったように喝采した------
私は拍手をしながら見つめ、喜びの涙があふれてきた。
そのとき私は、世界一のエンターティナーを夢見ていたゲイリーの少年を思い出していた。
そして、44歳になった彼は、こうして、その夢見た姿になり、すでに40年近くスーパースターでい続けているのだ。私は彼が本当に誇らしかった。
最後にマイケルと一緒に撮った写真 2009年5月 Family Day にて
訪問ありがとうございます。
ぽちっといただけると嬉しいです。
コメント 0